この本はいろいろな利点が書かれていますが肝は、ゼロ秒思考に近づけるために頭の中のモヤモヤをいかに素早く言語化していくかを訓練する仕組みとして、A4の紙1枚につき1分間で書き出していく、というものです。なのでAmazonの書評でもいろんな意見が出ていますおり、メモ書きだけと考えるとこの本はかさを増しすぎとも言えますし、やり方を懇切丁寧に書いてゼロ秒思考へ近づけているとも言えます。
やり方は非常にシンプルで、
- 一番上にタイトルを書く(下線を引く)
- 箇条書きに書き出していく(一行20−30文字程度)
- 4−6行ぐらいで書く
これだけです。フォーマットが恐ろしくシンプルです。これくらいシンプルでないとやれないです。で、実際やってみましたが、1分間というのは恐ろしく短いです。はい次、はい次と相当なスピードで書き出していかないと到底追いつきません。それ用の筆記具の紹介まであるくらいです。1日10枚をベースに続けていくことを勧められていますが、私には続けられる気が全くしませんでした。
このベースがあった上でアクションリーディングを考えた時に本の内容をゼロ秒思考的メモ書き(と名付けてみよう)で書き出していくと相当力がつくだろうなと思いました。やれる気は全くしませんが。書評の中にもあったように、メモ書きを書き出していくメリットについては十分書かれているのですが。メモ書きを読み返す振り返ることについてはあまり重きを置かれていないようです。そこのところはどうなんでしょう?
なるべく素直に真似てほしいということなのですが、A4だと大きく字を書くのに時間がかかりすぎるというのもあり、私のうちにはA4よりA5の紙が大量にあるので、A5でゼロ秒思考的メモ書きもどきでやっています。効果のほどはまた後ほど。
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チャレンジシート:赤羽雄二・ゼロ秒思考
「この本を読んだ目的・ねらい」
アクションリーディングを読んでゼロ秒思考が気になったから。
「読んでよかったこと・感じたこと」
ゼロ秒思考に近づけるためのメモ書き出し訓練法は面白い
実現するとなると少々時間が必要かも。
いろんな課題について簡単に応用していけそう。
「この本を読んで、自分は今から何をするのか」
A5でもどきであるがやってみよう
「3ヶ月後何をやっているか、どうなっていたいか」
メモ書きがどの程度続くかわからないが考えを整理する方法としてしばらくやり続けてみたい