今回はこの本について取り上げたいと思います。読むきっかけとなったのは積ん読があまりにもひどく、早急に本を読んで処分する必要が出てきたことと、どうせ読むなら有効に読みたいというところからでした。この本で特出すべきことは「読みすぎは良くない」ということを明言しているところです。本は読めば読むほど良いと思われがちですがある量を超えたら質を追うべきです。また小説とビジネス書との比率も書かれていますが、小説ばかりもビジネス書ばかりも害があるだろうと考えていたのでより確信を持てるようになりました。
積ん読の処理の仕方についても書かれており、ほぼその通りにして段ボール4箱分の本を処分できました。「買ったらすぐ読め、読めないものは買うな」という考え方は頭の中に叩き込んどきたいほど身にしみました。すぐ読まないから溜まっていくのですよね。
実は上に上げた内容はこの本の枝葉末節にあた李ます。主題として「攻めの読書」を説いています。読む行為そのものが目的の「受け身の読書」ではなく、読書後読んだことをどう生かすか、をを具体的に行う為にチャレンジシートというものの導入を進めています。どういったものかというと、「この本を読んだ目的・ねらい」「読んでよかったこと・感じたこと」「この本を読んで、自分は今から何をするのか」「3ヶ月後何をやっているか、どうなっていたいか」の4項目について一枚のシートにまとめるというものです。読むだけで終わっていたものをもう一歩先まで考えて書かせるという仕組みが受け身から攻めへ転じさせていると言えます。
著者の赤羽さんはこの本よりも有名な「ゼロ秒思考」の著者でもあり、そちらも読んだ方が分かり良い部分もありましたので次は「ゼロ秒思考」について読んでみたいと思います。
チャレンジシート:赤羽雄二・アクションリーディング
「この本を読んだ目的・ねらい」
読書をもっと有効なものにしたかったから。
積ん読を減らしたかったから。
「読んでよかったこと・感じたこと」
チャレンジシートを書いたり見返したりすることで「攻めの読書」をする仕組み作りが面白いと感じた。
ある一定量以上の読書についての言及は重要であると感じた。
「この本を読んで、自分は今から何をするのか」
すぐに読んでなかった積ん読を早急に処理し、有機的に使えるものは使いつつ手持ちの本を処分する。
チャレンジシートなるものを書いてみよう。
「3ヶ月後何をやっているか、どうなっていたいか」
読んだ本の一部でも良いからブログにまとめて後々見返せるようにする。
限られたスペースには有効な本を置くとともに、蔵書の新陳代謝をはかる。